D誕生 フランソアの1号店 「京町店」
2014/10/23
以前、会社案内パンフレットにて会社の歴史を簡単にご紹介いたしましたが、今回は弊社の原点でもあるBS(ベーカリーショップ)事業部の第1号店を少しご紹介します。
フランソア第1号店は昭和45年7月に佐世保市の京町商店街にオープンしました。
残念ながらこちらの店舗は現存していませんが、当時の写真を探してみたら、なんと!見つけることができました。
店内で製造しているところや、店内の様子を写した写真からは、当時の昭和の香りがプンプン伝わってくるようです。
(お店の外観も紹介したかったのですが、残念ながら店内の写真しかありませんでした。)
京町店は15坪ぐらいの大きさでした。決して広くはない店内では、約10人の従業員たちがパンの製造・販売を行っていました。
ちなみに、坪だとなじみがない方もいるかと思いますので、帖に換算すると約30帖ぐらいになります。
なんとなく広さのイメージができましたか・・?
約30帖のスペースにショーケースから窯からあり、従業員が10名ほどと、さらにそこにお客様がいらっしゃったわけですから、その混雑ぶりを想像することができるかと思います。
京町店の店内イメージはこんな感じでした。
※製造して数メートル先のショーケースに行く間にもお客様がそのまま商品を取られ、売り切れてしまうこともしばしばありました。
また、当時はあんぱんをはじめ、あんドーナツ・カレーパン等を主に製造・販売していました。
なかでもバターがよくきいたテーブルロールがよく売れていました。
(テーブルロールは弊社商品のリッチモーニングを少し小さくした感じのイメージです。)
そして、下図のデザインの袋に入れて歩くことが当時のちょっとしたお洒落だったそうです。
(当時の店長に聞きました。)
真実のほどは定かではありませんが・・・当時を考えればお洒落だったようにも思えます。
ちなみに、デザインは絵心のあった社員が考えました。
そして、当時焼き立てパンのお店がなかったこともありかなりの盛況振りで、閉店時間までお客様が途切れることもなく賑わっていました。(営業時間は10:00~21:00)
近くに2号店の栄町店がありましたが、そちらは閉店時間が京町店よりも少し短く「羨ましかった」とのことです。
ただ、お客様が途切れることもなくいらっしゃり、喜んでパンを購入していかれるので、時間が過ぎるのも早く感じられたそうです。(前出の店長談)
非常に簡単ではありますが、弊社のBS事業部1号店の京町店のご紹介でした。
なにぶん、44年も前のことであまり資料も少なく、思うようにご紹介できませんでしたが、弊社の原点はやはり「焼きたてパン」ということを皆さんに知っていただけたのではないでしょうか。
現在、直営店は福岡県・佐賀県・長崎県・大分県・熊本県・鹿児島県で45店舗(平成26年5月現在)展開しております。もし、よろしければぜひ「焼きたてパン」を味わいにお近くの店舗にお越しください。
各県にある店舗はこちらでご確認いただけます。
http://www.francois.co.jp/company/bs/